写真は北米から中南米へ伸びるサンアンドレア断層の写真です。
先日のハイチ地震やアメリカの西海岸の巨大地震を引き起こす断層とのことです。
東京近郊では最近大きな地震はありませんが、いつ起こってもおかしくない状況ですね。
備えあれば憂いなしです。
さて、最近では様々な技術が誕生していますが、鳴り物入りだった免震工法は、とうとう住宅には普及しませんでした。
コストの問題と、地震時に数10センチ動いてしまいますので、都市部の住宅には向いてないのですね。
狭い敷地には適さないわけです。
そこで、やはり耐震が一般的な地震対策ということになります。
住宅性能表示では、耐震等級を1~3まで分類していますが、1は建築基準法同等レベル、2が1の1.25倍、3が1.5倍という基準になっています。
木造2階建て及び500平米以下の建物は構造計算が義務化されていませんが、やはり壁量のチェックだけではなく、許容応力度による構造計算をすべきだと思っています。
ちなみに弊社は等級1の仕事はしていません。2以上からお請けするという決まりにしています。
木造2階で等級2以上にしようとすると、基本的には2階の床に24ミリ以上の構造用合板を張ることになりますが、何故かSE構法のつくり方に限りなく近づいてきます。
構造は一番大切ですので、しっかりした家を造りましょう。
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