昨日は本年度2回目の野池学校2011が会場を飯田橋に変え、行われました。
約60人の工務店や建築家の方々が集まり、熱心に受講されていました。
冒頭は野池さんが、今最も力を注いでいる「forward to 1985 energy life」の概要説明。
今から26年前の住宅における電力消費量は現在の消費量の約半分。
みなさんの中に、当時の暮らしに不自由さや不便さを感じた人がいるでしょうか?
世帯数が増え、エアコンが普及し、家電も大型化し、人々の暮らしはその利便性を謳歌するようになっていました。
一度利便性を味わってしまうと、戻りたくても戻れない「生活価値の不可逆」に陥ってしまっています。
しかし、震災はプレートや断層が崩壊しただけではなく、時間の断層まで壊してしまいました。
省エネは現代人に突きつけられた緊急のテーマです。
1985年にbuck(戻る)のではなく、forward(向かう)という前向きな発想で取組む運動が「forward to 1985 energy life」Movementです。
後半は工務店や設計事務所のプロモーションについて、事例を使い、解りやすい内容の講義でした。
皆さんタメになったと思います。
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