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春日通りから少し入った伝通院(江戸縁のお寺)から、千川通りへの少し下った抜け道が善光寺坂。

その坂の途中にあるのが旧幸田露伴邸です。

幸田露伴と言えば『五重塔』が有名ですが、この小説では、貧しく世間に評価されない 職人の十兵衛が、上人を介して五重塔の棟梁として世間を見返す過程が描かれている。

資本主義がたち上がりつつあった明治二十年代は、不景気の後に貧富の格差が拡大していたらしく、棟梁として立身出世する様子は私たちの仕事と共通点がありますね。

文京区は有名な文人が多く住んでいた地域ですので、時々は文の京(ふみのみやこ)散歩も良いですね。

 さて、明日は大阪へ出張です。

2011/02/13(日) 21:10 東京発見 PERMALINK COM(0)
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