最近、仕事に埋没しているせいもあり大好きな温泉地へ出向いたり、四季の散策へ出かけることがめっきり減ってきました。
どこにいても携帯電話が必須の世の中。旅先にいても、携帯メールや電話一本で現実へ引き戻されてしまいます。
ただ、東京にずっといると時に自分を見失ってしまう気がして時間ができた時は「ふらっと一人旅」をしたくなります。
12日には国交省への書類提出が完了しましたので、14日(水)は思い切って信濃路へ日帰り一人旅に出かけてきました。
目的地はベートと言っても仕事柄、町おこし・景観づくりで成功を納めた「小布施町」です。
水曜の天気予報は雨。さらに午前中は雷雨の予想。
「でも、そんなの関係ない!」その日を逃すとまた機を逸してしまいます。
大宮から新幹線で揺られること約1時間。(こんなに近かった)
長野から長野電鉄に乗り替えて約40分。
最初に目に付いたのは「住宅の屋根の雪留め」の形状でした。
積雪を配慮し殆どが瓦棒の屋根。その雪留め用にほとんどがアングルを採用していたのです。
弊社でも最近になって単体の雪留めから、アングルを屋根の垂直面に通すようにしていますが、長野ではこの方式が趨勢のようです。
次に目に付いたのは、線路際に立つ老朽化した看板の数々。
もう既に大分前に用が済んでいる看板があちこちにあります。
まるで時間が止まっているようです。
自動車修理工場のペンキが剥げた看板には「グロリア、スカイライン、クリッパー」の文字。
私が凝視している看板の中はまるで「3丁目の夕日・・・」です。
何故か、予報は外れ晴れて来ました。
目的の小布施はもうすぐです。
・・・・(つづく)
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